Misc : Softly, As In A Morning Sunrise

釣り仲間が釣りベンチを買いたいと言う。

急いで釣堀に行商に行くと、既に彼が竿を降ろしていた。
ここは、REZOKの堀である。

彼のプロフィールを見ると、元家具屋だった。
今は引退して、建築をやっていると言っていたが、
つい最近まで、巨大な店で様々な種類のモノを取り扱っていたようだった。

二三言、近況を交わし、所望の釣りベンチを出した。

このベンチが、一番、玄人ウケする。
モノ作りの人は、俺の屋内用家具には見向きもしないが、
この粗末な公園ベンチだけは、なぜか、お褒めにあずかる。

そして、スパイスをきかせるためのアドバイスとサンプルを頂く。

　座った時に、このようにカメラコントロールをつけよう！

　庭園モノには、このように影をつけると、更にリアリティが増す！

SLに、いいベンチは少ないのだそうだ。
確かに、豪華な店舗や庭園にも、
フリーのベンチが無造作に置いてあったりする。
わざわざ、L$を払って買うようなモノでもないんだろう。

ついでに、最近作った暖炉や燭台を見せると、
彼が、今日はパートナーの誕生日だと言って、
銀の燭台をプレゼント用に買ってくれた。

早起きは、三文の得だ。

朝っぱらから稼いだので、すっかり気をよくし、
店に戻って、朝焼けに臨み、
決意を新たに、ブリバリ制作に勤しむ現金な俺であった。。。

続く。

のか？

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